「茅ヶ崎市民バレエフェスティバル くるみ割り人形」が12月22日(日)、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで催される。プロ・アマ問わず総勢230人がステージに上がる本番に向け、練習に力が入る。
「アン(1)ドゥ(2)トロワ(3)」「はい、そこでしゃがんで!」。舞台上で演技するダンサーに指導の声が響く。11月23日のリハーサルでは、音楽に合わせ背筋を伸ばして踊りを披露する子どもや、曲のテンポに合わせる難しさに目に涙を溜める子どももいた。
茅ヶ崎で初開催アマ180人出演
市民バレエフェスティバルは、2017年に秦野で初開催。茅ヶ崎では今年初めて実施される。今回はアマチュアダンサー約180人が参加。群馬県太田市から片道3時間かけて通う椿千歳さん(9)は、母親がバレエフェスの情報を手に入れ、参加を決意。「会釈の時に背中を入れるところとか、優しく教えてくれた」と喜ぶ。東京都世田谷区から参加する中林もも音ちゃん(5)はバレエ未経験だが、「かわいいねずみさんの役。応援するところの動きが楽しい」と本番に向け意気込んでいる。
演出・振付を担当する乃羽ひとみさんは、「多世代が参加する舞台で集団生活を学んだり、情操教育に役立っていたりする。この経験が一生の宝物になってくれればうれしい」と話す。
茅ヶ崎市民バレエフェスティバルは、昼の部が午後1時30分開演(1時開場)、夜の部が午後6時開演(5時30分開場)。全席自由席で3500円(税込)。
問い合わせ・申し込みは実行委員会(ルシュマン内)【電話】0467・83・3251か、茅ヶ崎市民文化会館【電話】0467・85・1123へ。
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