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茅ヶ崎版 公開:2020年1月31日 エリアトップへ

「社長、この提案いかが」 文教大と(株)魚卓がコラボ

経済

公開:2020年1月31日

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制作物をもつ井徳ゼミ生と魚卓・浅見社長(前列右から4人目)
制作物をもつ井徳ゼミ生と魚卓・浅見社長(前列右から4人目)

 文教大学情報学部メディア表現学科の井徳正吾ゼミの学生が1月15日、市内鮮魚店「株式会社魚卓」(浅見卓也社長)とコラボし、人材獲得や店舗デザインなどの課題を解決する提案を行った。

 大手広告会社出身で広告・マーケティングが専門の井徳教授のゼミでは、マーケティング企画や分析、課題設定の方法を研究する。毎年、神奈川産学チャレンジ・プログラムに参加している。

 魚卓とのコラボは、同ゼミの卒業制作で出会ったのがきっかけ。ゼミ生は、昨年11月から約2カ月間かけて、未来の人材獲得、店舗デザイン、魚教室の改善の3班に分かれ、ヒアリングや、店舗見学などを通し、1月15日にプレゼンを行った。

 プレゼンでは、店の顔である浅見社長に焦点を絞り、その魅力を伝える手法で統一。未来の人材獲得に向けては、ポスターに浅見社長の調理風景を採用し、魚卓の理念に共感する人を集めるため、「仲間募集」とコピーを打った。また、店舗では、7案の中から古民家カフェ風のデザインを提案した。

 これまでに魚卓が実施してきた魚教室の改善策には、「卓ちゃんのお魚塾」と銘打ち、魚の形を模した紹介用リーフレット、さばいた魚の種類の数で認定する「プロフィッシュナル」制度の導入などを提案した。

マーケティング支援の企業に内定している同ゼミの舩山なつみさん(22)は、「浅見さんのビジョンと合わせながら解決策を提案するのはやりがいがあった」と話した。

社長「提案は即採用できる」

 プレゼンについて「すべての提案が即採用できるレベル」と話した浅見社長は早速、「仲間募集」の提案ポスターを店内に掲示した。

 また、卓ちゃんのお魚塾では、学校や自治会などに教室を紹介するために魚型リーフレットを使いたいと言い、浅見社長は、「水産業が元気になるためにも、若い人のアイデアを柔軟に取り込んでいきたい」と喜んだ。
 

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