「雨が降らなければ、虹は出ない」-。新型コロナウイルスによる影響が長引く中、「虹のアートを通じて茅ヶ崎を活気づけたい」と元町の美容師・村田貞常さん（70）が呼び掛けた取り組みが、広がりを見せている。作品を公募したタウンニュース茅ヶ崎編集室には、自宅で過ごす子どもたちや市内で活躍するアーティストなどから多くの力作が寄せられた。
子どもたちがクレヨンや絵の具で描いたイラストには「がっこうにいきたいな」「はやくおばあちゃんにあいたいです」など、コロナ終息を待ち侘びるメッセージが目立った。
絵画『虹のかかった茅ヶ崎』を寄せた画家のｙｕｙｕさんは「止まない雨はない、そしてその後にはきっと虹がかかる。今はゆっくりと養生し、家族とコミュニケーションを取りながら元気に会える日を願いましょう」とエールを送った。
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