小出小学校が8月17日から21日にかけ、児童たちの登下校時の熱中症を避けるべく休校とした。
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休校にしたのは、環境省の「暑さ指数(WBGT)」が最寄りの観測地点・辻堂で下校時間帯が『危険』(WBGT31以上)と前日に予測された17、18、20、21日の4日間。神奈川県教育委員会によると、24日時点で県内で他に熱中症による休校は報告されていない。
休校の背景には、学校が遠い児童は片道1時間近く歩くという同校特有の事情と、新型コロナによる夏休みの日程変更がある。今年の休みは8月1日から16日までで、8月に登校しなければならなくなった。さらに市内では、夏休み明けの17日から21日までの授業は午前中のみ。給食はなく、小出小は午前11時から正午頃が下校時間にあたることを踏まえ、前日午後5時時点で翌日の下校時間が『危険』予測となっていたため休校とした。
市教育委員会と相談して決めた阿部康裕校長(58)は、「学校に来させてあげられないのは残念だが、現時点でこうするしかなかった」と話した。
休校措置として、インターネット教材やプリントを配布。学童とも連携し、受け入れを朝から可能に。授業未実施分は、今後振り替える。
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