「第39回全国児童画コンクール」の表彰式が11月28日、東京都内で開催され、柳島小学校2年の霜島杏音(あのん)さんの作品「夕やけにそまったおんせん」が最高賞にあたる文部科学大臣賞に輝いた。
毎日新聞社・毎日小学生新聞・日本児童画振興会が主催する全国児童画コンクール。39回目となる今回は全国の幼児、児童から43万6064点の応募があり、文部科学大臣賞には霜島さんの作品を含む3点が選ばれた。
夕日に輝く湯を表現
受賞作は、夏休みに家族5人で訪れた、三浦市の温泉での1コマ。夕日に照らされた湯がキラキラと輝く様子を、濃淡2色の黄色で表現した。「揺れて光っているように見えたのがとても思い出に残っていて、描こうと思った」と霜島さん。
左上には、父と会話を楽しむ笑顔の霜島さんの姿。目の前に広がる海と、その先に見える灯台などのスポットも丁寧に描いた。「普段からよく景色を覚えていて、びっくりさせられることも多い」と母の里恵子さん(31)。物語を作るのも得意だそうで、「絵を描いていると心が落ち着く様子」と話す。
受賞の知らせを小学校の担任から聞いた霜島さん。「クラスで名前を呼ばれたときはとてもびっくりしたけれど、(受賞を知り)うれしかった」と振り返った。
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