新型コロナやそれに関連したさまざまな措置による経済的な影響に対応するため、キャッシュレス決済や非対面式の接客、買い物代行など、新たなビジネスモデルが急速に普及している。
コロナがもたらした全国的なこの流れは「ニューノーマル」(新しい生活様式)と言われ、茅ヶ崎でもその動きが広がっている。
セルフエステ店「my Salon」や、冷凍自動販売機を導入した「加納商店」、イトーヨーカドーの配送サービス「きいろい楽だ」について話を聞いた。
人件費削減やコラボも
新栄町に先月オープンした、定額制セルフエステ「my Salon」は、初来店時にスタッフから説明を受けた後、2回目からは誰とも接触をすることなく機器を利用することができる。人件費削減にもつながり、安価にサービスを提供できることから、「お得でうれしい」などの声が届いている。
湘南エリアで飲食店や弁当屋を運営する「加納商店」は、5月から冷凍食品を販売できる自販機「ど冷(ひ)えもん」を導入し、茅ケ崎駅前など市内各地に4台設置している。生餃子など店の味を冷凍し、24時間販売。減少した売上を補う販路に期待を寄せる。また、他店とコラボし商品を販売する計画も進行中といい、代表の加納利春さんは「湘南を拠点に、地域の味を全国に広げていきたい」と意気込む。
イトーヨーカドーでは、これまで客が購入した商品を従業員が梱包し配送していたサービス「ポーターサービスきいろい楽だ」の利用方法を、7月を目途に変更する。購入商品への接触を避けるため、今後は購入者自身が梱包し、配送員が届ける。
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