神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎・寒川版 公開:2022年7月15日 エリアトップへ

中古マンション 価格上昇率が全国1位に 前年比で38%アップ

経済

公開:2022年7月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
価格上昇率が全国1位に

 不動産とITなどのテクノロジーを組み合わせた不動産テックサービスを展開する(株)ワンノブアカインド(東京都港区・川島直也代表取締役社長)が発表した「2022年5月全国市町村中古マンション価格と騰落率ランキング」によると、茅ヶ崎市での販売価格は前年同月比で38・62%(約925万円)上昇し、全国1位だったことが分かった。

 これは同社が運営する情報サイト「マンションレビュー」の保有データに基づき、全国の中古マンションの相場を調査したもの。坪単価をベースに、70平方メートルでの価格に換算した「中古マンション価格」と、1年前と比較した価格の上昇率を表す「騰落率」のランキングとなる。

コロナ禍で都内から移住者が急増

 茅ヶ崎市における中古マンションの推定価格は、21年5月時点で約2395万円。今年5月は約925万円上昇の約3321万円となり、全国62位だった。一方、上昇率となる騰落率は38・62%で全国1位だった。

 茅ヶ崎には、コロナ禍によるライフスタイルの変化やリモートワーク普及により、都内や横浜からの転入者が増加。交通アクセスをはじめ、自然・生活環境、価格などのバランスが良いことで人気が高まった。

 茅ケ崎駅南口の明治地所ハウジングセンター茅ヶ崎店の野上大樹営業本部長は、「20年7月頃から本格的な移住ブームが始まり、かつてない勢いで物件が動いた。都内の物件よりも専有面積が広くなる一方で、価格を抑えられるため人気が高まり、強気と思われる高額物件も軒並み売れている。この流れは2年経った今も続いている」と語る。

 総務省のデータによれば、21年の23区内からの転入者は、コロナ前の19年比で89・5%の大幅増、20年比で44・0%の増加率となり、2年連続で全国1位だった。

価格の条件合わず「様子見」する人も

 急激な需要の高まりによる物件不足や価格高騰により、地元住民が購入を先延ばしにするケースも。野上さんは「地元の方からの問い合わせや来店が若干減りました。価格が落ち着くのを待っているのではないか」と分析する。

 横浜市在住で茅ヶ崎在勤の30代男性は「茅ヶ崎で物件を探しているが、この半年で価格が上昇している状況を目の当たりにしている。今は購入のタイミングではないのかなと感じる。西湘エリアなども候補地になってきている」と話す。一方、築30年超の3LDKマンションを所有する60代女性は「同じ敷地内のマンション価格が1年前よりも5〜600万円高くなっているので正直驚いている。家族と売却の話題も上がるようになった」と語る。

みんなの下水道(茅ヶ崎市下水道河川部)

9月10日は下水道の日。9月4週にわたり、下水道の大切な役割をご紹介しています。

https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kurasi_gesuido/1045423.html

<PR>

茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6

「街と環境守る役割知って」

「街と環境守る役割知って」

9月10日は下水道の日

9月6日

観光客向けに非常用電源

寒川町観光協会

観光客向けに非常用電源

スマホ約250台充電可能

9月6日

開始を前に試食会

茅ヶ崎市中学校給食

開始を前に試食会

好評の声に市、手応え

8月30日

伝統の灯に終止符

寒川町岡田大山灯篭

伝統の灯に終止符

江戸時代から続く風物詩

8月30日

混乱なく呼びかけ終了

南海トラフ地震臨時情報

混乱なく呼びかけ終了

海水浴場も通常営業

8月23日

「今できる最高の泳ぎを」

パラ水泳選手田中映伍さん

「今できる最高の泳ぎを」

パリ・パラで3種目出場

8月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月19日0:00更新

  • 7月5日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

茅ヶ崎・寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

街歩き防災を考える

街歩き防災を考える

災害時避難場所など確認

10月27日~10月27日

茅ヶ崎・寒川版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook