任期満了に伴う茅ヶ崎市議会議員選挙は4月23日、投開票が行われた。定数28に対して現職21人、元職2人、新人15人の合計38人が立候補する激戦となったものの市民の関心は高まらず、投票率は過去最低だった前回を1・44ポイント下回る38・49%だった。
トップ当選を果たしたのは立憲民主党の新人・吉川ひかり氏(40)。衆議院議員秘書などを経て、初挑戦した。
午後11時40分頃、当選確実が報じられると、事務所に集まった支援者らから歓声があがった。
吉川氏は「コロナ禍で生活の苦しさなど様々な課題が顕在化している。若い世代や女性の声を市政に反映させ、中学校給食の早期導入などに取り組みたい」と語った。
また、3592票で得票数2位となり、5期目の当選を決めたのは、自民党現職の水島誠司氏(46)。「デジタル化を進め、市民にとって便利で効率的な市役所の実現を目指していく」と意気込みを語ったほか「議員定数の削減について議論を深め、この4年間で実現したい」と話した。
平均年齢55・96歳
当選者28人の平均年齢は55・96歳で、4年前の改選時(57・03歳)をわずかに下回った。女性は8人で、割合は改選前と同じだった。
確定前回から3時間遅れ
開票結果が確定したのは、24日の午前1時40分。4年前(当日午後10時50分)から3時間近く遅れることになった。
原因について市選挙管理委員会は「機械等のトラブルはなかったが同姓の候補者が複数いたため、慎重に票の審査を行った」とした。
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>