香川小学校3年2組の児童がこのほど、独自のカルタを製作・販売し、売上を能登半島地震の災害義援金として市に寄付した。日本赤十字社を通して被災地に送られる。
1月1日の能登半島地震発生時には、同クラスの児童1人が新潟県にいて揺れを経験したこと、またニュースなどを通じて大きな被害があったことを知り「自分たちも被災地のために何かしたい」という声が上がるようになった。
話し合いを重ねた結果、同校の出来事やルール、建物などを題材としたオリジナルカルタ「香(カ)ルタ」を作ることに。絵札、読み札、パッケージ、販売プロモーションの4グループに分かれて製作を進め、2月22日の学校参観日などで保護者や教諭に販売した。価格は「200円以上で自由に」とした(販売は終了している)。
3月11日にはクラスの児童14人が茅ヶ崎市役所を訪問し、竹内清教育長に義援金4万94円を手渡し、これまでの取り組みについて説明した。
児童たちは「お金を被災地のために使ってほしい」と話し、竹内教育長は「困っている人のために、協力して行動したことは皆さんにとっても大きな成長になったと思う」と称えた。
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