活動10周年を迎えた湘南Liebeの代表を務める 三輪 マリ子さん 松が丘在住
音楽の魅力伝えたい
○…「初めてでも、そうでなくてもオペラに興味がある方に魅力が伝われば」。2005年に障害のある子どもたちのために演奏したことをきっかけに会を立ち上げて10年。4月12日(日)から10周年記念講座「オペラの楽しみ」を開催するボランティア演奏団体「湘南Liebe(リーベ)」の代表を務める。「子どもたちに音楽を身近に感じてもらいたい。生の音楽を届けたい」と児童養護施設や高齢者施設などさまざまな場所でボランティア演奏やチャリティ演奏を続けている。
○…東京都生まれ。ピアノを始めたのは5歳の頃で以来音楽とはきっても切れない間柄になった。小学校まではおとなしい性格だったが、中学の文化祭で舞台の主役を演じたことが転機となり、自分を出せるようになった。「すごく気持ちよかったのを今も覚えています」と懐かしそうに当時を振り返る。そこから音楽への情熱が一気に加速。音楽大学に進みクラシックを学んだ。結婚を機に一時音楽と距離を置くが、子育てが一息ついた頃から音楽活動を再開。ボランティアにも積極的に動き出した。「子どもたちは真剣に聴いてくれる。一人ひとりの感想が励みになる」と目を細める。
○…テニスやゴルフ、旅行と趣味も多彩。スポーツジムで運動中に音楽のアイデアがひらめくことも多い。気分転換のつもりが、生活全てが音楽とシンクロしてしまう。人と知り合うのが好きで誰とでもすぐに友達になれるなど何事にも物おじしない性格かと思いきや、ステージの本番前は「緊張でいつもブルブル震えている」と意外な一面も。
○…自ら代表を務める合唱団の指導も丸9年を迎えた。さまざまな世代のメンバーから子育てや人生相談に乗る事も多く、周りから頼られる存在。「音楽は人と人を繋いでくれる。感動を与えるなんておこがましいけれど、音楽を通じてさまざまな気持ちを共有できれば」。今後も愛する音楽を多くの人に伝え続ける。
|
<PR>
|
<PR>