神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2017年3月3日 エリアトップへ

梅田小6年生 商店街と料理で初コラボ 授業で作った醤油と味噌活用

教育

公開:2017年3月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
豚汁を販売する児童ら
豚汁を販売する児童ら

 エメロードの茅ヶ崎ショッピングセンター内で2月22日、23日の2日間、梅田小学校の6年生2クラスと仲良し級の児童が1年がかりで作った醤油と味噌を地元商店街の店舗が調理。児童自らが販売する催しが行われた。

 同校6年生が家庭科の授業で「発酵」を学ぶための一環として行われた同催し。通学区内の銀座商興会と元町商店会の店舗が協力して初めて開催された。

 味噌作りは1組、醤油作りは4組と仲良し級が担当。醤油は長野県の「しぼり師」が藤沢産大豆で作った醤油麹を使用し児童が焼き塩と水を混ぜてもろみを仕込んだ。その後、塩が底に沈まないように月に1・2度樽から樽へ移す「天地返し」などの作業を経て今年1月、もろみを「ふね」と呼ばれる用具で絞る昔ながらの製法で40リットル超の醤油が完成。保存料など一切使わない醤油は「梅醤(うめしょう)」と名付けられた。

 一方、栄養士の指導の下、麦麹と米麹を1対1の割合で作った味噌は10kg。6kgを給食に使用し、残り4kgが今回料理に使われた。また他の2クラスはヨーグルトやパンで発酵を学んだ。

地域でも子育て

 商店街と学校の縁は4年前に遡る。「学校に子育てを任せきりにせず、地域で育て見守る必要がある。そのために何か出来ないか」と開催した販売を体験する「商業体験」が始まりだ。その一環で昨年、地産地消を学ぶため地元食材を使った弁当を商店街の店舗と開発。当時の5年生が6年生になり今回の催しが実現した。会場にはみたらし団子やラーメン、串カツ、豚汁などが並び、来場者とともに試食した児童は「1年かけて作ったからとても美味しい」と笑顔で話していた。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

茅ヶ崎版のトップニュース最新6

文化財が語る地域の歴史

茅ヶ崎市博物館

文化財が語る地域の歴史

明日から春の特別展

4月26日

10周年で多彩な記念事業

ホノルル市・郡姉妹都市協定

10周年で多彩な記念事業

ロゴ完成 普及啓発に使用

4月26日

浸水想定いまだ旧基準

津波ハザードマップ

浸水想定いまだ旧基準

相模湾沿い茅ヶ崎市のみ

4月19日

地元の祝福に「幸せだなぁ」

名誉市民加山雄三さん

地元の祝福に「幸せだなぁ」

87歳の誕生日に銅像披露

4月19日

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市

ゼロカーボンへ協定

寒川町、東京ガスと締結

4月12日

住宅・商業地上昇率トップ

公示地価

住宅・商業地上昇率トップ

茅ヶ崎市 駅近需要続く

4月12日

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook