茅ヶ崎市勤労市民会館で8月5日、市が主催する茅ヶ崎市おしごとマッチングプロジェクト「合同企業説明会」の1回目が開催され、仕事を求める41人が参加した。新型コロナウイルスの影響を受けた事業者と求職者を結びつけるもので、全5回の開催を予定。
同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響による雇用情勢の悪化を受け、事業者と求職者向けに緊急雇用対策期間を設け、双方のマッチングを図るもの。市独自の報奨金制度を導入し、市内企業については【1】説明会への参加【2】その後の選考で説明会に参加した市内在住者を採用【3】6カ月間の雇用継続というすべての条件を満たすことで報奨金10万円(上限あり)が支給される。
市内在住の求職者については、【1】説明会への参加【2】その後の選考で説明会に参加した事業者に採用【3】6カ月間雇用が継続されているという条件を満たすことで一律2万円が支給される。
3密回避で実施
当日は、十分な距離の確保、飛沫感染防止対策や消毒液を設置するなどコロナ感染防止策を施して開催された。市内から介護事業、福祉サービス事業、ビル管理業、建設業、自動車ディーラー・整備工場など10社が参加。求職者らは説明を聞きたい企業のブースへ赴き、熱心に聞き入っていた。説明会に参加した20代女性は「地元でこうした機会を与えてもらったことは、とてもありがたかった」と話していた。
市雇用労働課によると4月以降、コロナの影響による雇い止めや解雇、助成金などの相談も増えている中、「第1回の開催はアンケート結果もよく、まずまずの成果だったのでは」と話す。
第2回以降は、同所で9月3日(木)、10月6日(火)、11月5日(木)、12月2日(水)の午前10時から正午までを予定。参加企業が多数となる場合は午後2時から4時の追加も。参加希望の企業は市ホームページの入力フォームか所定の用紙で申し込む。求職者(高校生不可)は、事前申し込み不要で参加無料。問い合わせは市雇用労働課【電話】0467・82・1111へ。
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