新型コロナの影響を受けている子育て世帯を支援する「臨時特別給付金」。18歳以下へ10万円相当を給付するもので、茅ヶ崎市では児童手当の受給者に対し、先行給付金にあたる現金5万円を12月23日(木)に振込で支給する。残りの5万円の支給時期や方法については「検討中」としている。 12月14日起稿
臨時特別給付金は、11月19日に閣議決定した「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に盛り込まれた施策で、当初は0歳から18歳(高校3年生)までを対象に1人当たり現金とクーポンで5万円ずつ給付することを前提としていた(所得制限あり)。
しかし、クーポンは事務負担が大きいこと等を理由に各自治体から批判があがっており、「全額現金給付」や「所得制限をなくすことを容認」する考えが示されてきた。
新生児と高校生は申請が必要
市内では、約3万6000人が対象(詳細は左上表参照)となる見込みで、対象者には12月10日に市から案内通知が発送された。
21年9月30日までに生まれた対象者は申請不要(公務員除く)だが、21年10月1日〜22年3月31日生まれの新生児と03年4月2日〜06年4月1日生まれの高校生もしくはそれに準ずる子は申請が必要となる。
申請の受け付けは来年1月上旬以降で、その後、振り込みとなる。
「全額現金」望む声多数
担当する市子育て支援課には、「全額現金にしてほしい」「所得制限はどうするのか」等、市民からさまざまな声が電話やメールで寄せられているという。
担当課では「熟考し、最適な方法を検討したい」とした。
また、タウンニュース茅ヶ崎編集室は「残りの5万円について現金またはクーポンどちらを希望するか」と市民77人に独自アンケートを実施。「現金だと親が遊興に使う可能性もあるが、クーポンなら地域で消費される」という声があった一方、ほとんどの人が現金を希望した。
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