浜須賀小学校4年1組が、総合学習で街頭インタビューなどによって収集した茅ヶ崎の魅力をもとに、マンホール蓋をデザインした。児童のデザインは4月上旬まで、マンホールが展示される市役所本庁舎3階の一角に飾られている。
「マンホールカード」をはじめ、全国的に注目を集めるマンホール蓋。茅ヶ崎市では現在カードを発行はしていないものの、昨年には蓋を販売するなど独自の下水道PRに取り組んでいる。そんな”マンホールブーム”を受けて浜須賀小4年1組は、昨年10月から総合学習の授業で、街の特徴を盛り込んだオリジナルデザインを考案した。
グループに分かれ、まずはインターネットで全国のマンホールデザインを調査。その後街に飛び出し、市内の有名な人や物について市民約270人に街頭インタビューを実施した。回答をもとに一人ひとりがイラストを描き、クラス全員の投票によって上位3つを決定し、市役所に飾られることとなった。
児童「蓋やカードになってほしい」
インタビューで市民から回答があったのは、「サザンオールスターズ」「えぼし岩」「加山雄三」など。その中から、モニュメント・サザンCに浜降祭を描いた河原桜子さん=写真前列中央=のデザインが、最多票を獲得。「茅ヶ崎で何が有名とか街を深く知ることができた」と総合学習を振り返った。
また、「マンホールに目がいくようになった」(桑山美帆さん)や「デザインが蓋やカードになって、全国から来た人が茅ヶ崎はこういう街なんだと知ってもらえたらうれしい」(北川郁君)という声も聞かれた。
浜須賀小の学習に対して市下水道河川部は、「下水道に関わるマンホールについて子どもたちが学んでくれたのはすごくうれしい」と話し、「マンホールカード発行は未定だが、可能性は検討していきたい」とした。
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