東京大手町〜箱根芦ノ湖間217・9Kmを駆け抜ける第88回東京箱根間往復大学駅伝競走。19大学と関東学連選抜の20チームが出場するレースは1月2日(月)に往路、3日(火)に復路が行われる。3区・4区の走者がたすきをつなぐ平塚中継所での順位は、レース展開の一つのポイントとなりそう。
往路の3区(戸塚〜平塚/21・5Km)は、海からの風と正面からの日差しが選手の体力を奪う走路。最近では、序盤の流れを修正する重要区間とされる。
平塚中継所を発する4区(平塚〜小田原/18・5Km)は、距離短縮されたことでトラック専門の中長距離選手も出場しやすくなった。前半は平坦だが、後半は細かなアップダウンが続く。
一方の復路。7区(小田原〜平塚/21・3Km)は、箱根からの朝の冷たい山風を背に、温暖な海岸方面へ向かうコース。気温差は10区間の中で最も激しいとされる。往路の仕切り直しを狙い、有力選手を起用するチームも多い。
平塚中継所を通過した8区(平塚〜戸塚/21・5Km)からはレースも終盤。順位争いも白熱し、海岸線横目に走る最後の区間となる。
平塚市内のおおよその通過予想時刻は次のとおり。
【往路】▽デニーズ/11時8分頃▽平塚駅南口入口交差点/11時12分頃▽袖ヶ浜歩道橋手前15m/11時13分頃▽TOWAY/11時16分頃▽平塚中継所(花水レストハウス)/11時17分頃
【復路】▽平塚中継所(花水レストハウス)/10時3分頃▽市営龍城ヶ丘プール/10時7分頃/平塚駅南口入口交差点/10時10分頃/湘南大橋入口/10時15分頃
この通過予測時刻は、当日のレース展開や気象条件などにより前後する場合がある。
平塚市内にある2大学も、箱根駅伝に出走する。今大会が2年連続43回目の出場となる神奈川大学は過去2回の総合優勝を誇るが、ここ最近はシード権獲得も逃しており「神大復活」を掲げ箱根に挑む。坪内武史主将は、「今年のチームは全てが昨年を上回った。一人ひとりが自覚を持てば目標の10位以内(シード権獲得)も見えてくる」と自信をのぞかせる。
東海大学には今期、同大学OBであり、長野県の佐久長聖高校を全国大会上位の常連に育て上げた手腕をもつ、両角速(もろずみはやし)監督が就任した。3年の村澤明伸選手・早川翼選手の両エースを主軸に、関東インカレハーフマラソン入賞選手や箱根駅伝経験選手、出雲・全日本駅伝に出走した選手など充実の戦力でレースに臨む。
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