"3・11"から1年
追悼イベントや防災講演継続的な支援の輪新たに
東日本大震災から、11日で1年を迎える。復興に向けた支援活動や、地震、津波に対する防災意識の啓蒙など、諸団体が独自の取り組みを続けるなか、1年の節目にあたり、改めて震災を振り返るイベントを企画している。
災害から未来(あす)を守る会
自主防災団体の災害から未来(あす)を守る会が3月11日、「いろんな手と手を平塚で繋げよう祭」を紅谷パールロード商店街で行う。11時から16時。
防災に携わる市民団体などが一堂に会し、防災を啓発する展示や相談コーナーをはじめ、多彩な飲食ブースも出店。FM湘南ナパサと連携した音楽ステージでは、若手ミュージシャンによるヒップホップやレゲエ、R&Bなどのほか、ゴスペル、バンド演奏などが披露される。
SunSunマルシェ
モトロッソ(夕陽ヶ丘3―5)をメイン会場に行われているサンサンマルシェ。3月11日は復興支援と追悼、繋がりをテーマに10時〜15時まで開催される。
14時過ぎに音楽演奏しながら来場者と共に3会場を歩いて繋ぎ、震災のあった14時46分に祈りを捧げる。参加各店が1年間、売上の10%を積み立てた義援金の用途も発表される。
(株)サン・ライフ
サン・ライフグループは3月11日、ホテルサンライフガーデンのチャペルで東日本大震災追悼式を開催する。14時15分開場。
聖歌隊のコーラスを聴きながら、地震発生時刻の2時46分から黙祷を行う。牧師による祈祷後は聖歌隊が「鎮魂の唄」を歌い、最後は参加者全員で「ふるさと」を合唱する。同グループは「被災者の冥福と復興を祈念し、1年という節目に、ご自身の想いも新たにしていただければ」と話している。
参加自由。問い合わせは、サン・ライフ事務局【電話】0463・21・5411まで。
平塚青年会議所
平塚青年会議所(石川善規理事長)は3月15日、石巻災害復興支援協議会の伊藤秀樹会長を招いた基調講演、『石巻の経験から』を開催する。同協議会は、震災直後から多くのボランティアを稼動させ、復興への道筋をいち早く切り開いたとして、「奇跡のボランティア」とも称される。平塚青年会議所では、「今求められている支援の形を共有し、終わりのない支援につなげたい」としている。
伊藤氏や市職員、ボランティア団体の代表者らのパネルディスカッションも行い、災害発生時に官民一体の連携体制を構築する重要性などを語り合うという。
ホテルサンライフガーデンで19時から21時30分。聴講希望者は、12日までに平塚青年会議所事務局【電話】0463・21・6474まで申し込みを。
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