蘇峰宛て 五輪選手の手紙 二宮町内の記念館で公開
ロンドン五輪開幕まで1カ月弱。二宮町にある徳富蘇峰記念館で「祝!オリンピック開幕!!〜オリンピック選手たちが蘇峰に宛てた手紙展〜」を開催している。
日本人初の五輪選手としてストックホルム大会に出場した「日本マラソン界の父」金栗四三と、ベルリン大会(1936年)200m平泳ぎ金メダリスト前畑秀子の手紙を展示。熊本県出身で蘇峰と同郷の金栗の書簡は毛筆によるもので、スポーツ選手の達筆な一面が見てとれる。戦時中に疎開先の静岡県から手紙を送った前畑は「私も今では陸のカッパになりまして毎日山の生活でござゐます」とユーモアを交えてしたためている。
また、日中戦争で中止となった「幻の東京オリンピック」についての資料も展示される。
企画展は8月12日(日)まで。開館/午前10時〜午後4時。火曜休館。入館料/大人500円・中学高校生200円。問い合わせは【電話】0463・71・0266。
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