箱根駅伝 平塚中継所で展開あるか 往路は11時すぎ、復路は10時前後
新春を告げる、学生達の熱い戦いが今年も幕を開ける。19大学と関東学連選抜の20チームが出場する「第89回箱根駅伝大会」が、1月2日(水)、3日(木)の2日間にわたって行われる。大会1日目が往路、2日目に復路が行われ、東京大手町〜箱根芦ノ湖間の217・9Km、全10区間を競う。
往路の3区(戸塚〜平塚/21・5Km)〜4区(平塚〜小田原/18・5Km/)、復路の7区(小田原〜平塚/21・3Km)〜8区(平塚〜戸塚/21・5Km)がたすきをつなぐ平塚中継所は、みどころのひとつだ。
平塚市内は国道134号線をひた走る平坦なコース。往路では正面からの強い日差しが選手のスタミナを奪う。復路では、シード権争いがヒートアップしてくる中、終盤の上り坂へ向けペース配分が重要となる。昨年大会では、往路でトップの選手が戸塚中継所を10時10分にスタートし、平塚中継所には11時13分に到着している。復路では、小田原中継所を8時59分に出発し、平塚中継所で10時1分にたすきをつないだ。
平塚市内にある神奈川大学も、3年連続44回目の出場で、昨年果たせなかったシード権獲得を目標に駆け抜ける。近年は、73回、74回大会と連覇を成し遂げた栄光からは遠ざかっており、一昨年、昨年と2年連続で15位という結果に終わっている。しかし昨年、繰り上げスタート目前でたすきをつないだ根性で、今年も粘りの走りに期待したい。
一方、同じく市内の東海大学は、昨年大会まで40年連続出場を誇ったが、今年は予選会に敗れ無念の不出場。昨年大会で5区を走った同大エースの早川翼選手(4年)は、関東学連選抜チームとして出場。大学最後の年に悔いのない走りを見せたいところだ。
選手達は、2日午前8時の号砲で箱根を目指す。
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