現在新棟の建設工事を進めている平塚市民病院(平塚市南原)は先月30日、四半期ごとに実施している地下水の水質調査で、基準を超えるフッ素が1地点で検出されたと発表した。
市民病院の敷地では昨年2月、3地点で基準を超えるフッ素やヒ素が検出され、土壌汚染が判明。そのため、市民病院は土壌汚染対策法に基づき、3地点の観測井戸から地下水を採取し、水質が基準に適合しているかを定期的に測定している。
過去3回の水質調査は2012年2月、6月、9月に行われ、これまで基準を超える汚染は確認されていなかった。
今回の調査は昨年12月25日〜27日に行われ、仮設救急棟の東側にある測定地点の地下水から、「フッ素及びその化合物」について、基準値(0・8㎎/L以下)を上回る0・92㎎/Lが検出された。
市民病院改築推進室では「関係部局と協議のうえ、適切な対策を実施する」とする一方、「(基準を超えた地点が)仮設棟の場所なので、今のところ工期に大きな影響なさそうだ」と話していた。
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