おやじ達立ち上がる 豊田小ですすはらい
豊田小で16日、児童の父親らを中心とする「豊田小学校いなほ会(おやじの会)」のメンバーと教職員による大掃除が行われた。間もなく迎える卒業式を前に、児童らを気持ちよく送り出してあげたいという思いから、一時間ほどかけて校舎内をきれいにした。
主な掃除箇所は、児童が手を伸ばしても届かないような高所。近隣施設から譲ってもらった竹を使い、天井や壁の淵などに積もったほこりをはらい落とした。
「いなほ会」は2000年に発足して以来、学校行事等をサポートし続けている。現在の会員登録数は30人ほどで、中には児童の祖父も名を連ねている。若いお父さんに「竹は、笹の部分をある程度ひもで縛らないと」とアドバイスをする場面もあり、同会会長の大橋貴之さんは「年配の方の知恵ですよね。いろいろな人がいるから勉強になります」と、会の良さを話していた。最近では、メンバーが一度に集まることが難しく、会の活動が下火になっていたという。
会の活動をともにする同小教務主任の小室喜雄さんは、「すすはらいは久しぶり。これを機に”おやじ達”の活動をもっと広げていきたい」と話していた。
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