6日から始まった平塚市議会定例会の総括質問で、落合克宏市長のツインシティ計画地内の土地購入問題について、各会派の所属議員から質問が集中した。
落合市長は答弁で、「諸事情を抱える同級生から再三の購入依頼を受け、やむなく購入した」「購入した時点で、土地が計画エリアの中にあるという確認はしなかった」「決して投資的な目的で取得したものではない」などと説明。土地の値上がりをにらんでの購入を繰り返し否定した。
また落合市長は「土地を所有することで事業の円滑な進捗に支障をきたす恐れがあるという認識が足りなかった。真摯にお詫びを申し上げなければならない」と反省の弁を述べ、「この街づくりを推し進めることが自分に与えられた務めと考える」と話し、ツインシティ計画を推進することで、自身の責任を果たしたいとの認識を示した。
購入した土地は売却に向けて、農地法の許可を得るための手続きが進められており、12月26日開催の農業委員会で審議。許可を得た後、落合市長の親族から売却先へと所有権移転の登記が行われる。
議員からは「土地購入の経緯は理解ができても、市民の中には投機目的ではなかったのかというワンポイントが残っている。払拭したと納得するかは個人差があるだろうが、投機的なものではないということをきちんと説明して欲しい」などの指摘が上がっていた。
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