花粉飛散量少なめ 県内スギ雄花調査結果
自然環境保全センター(厚木市七沢)が、2014年春の花粉飛散量を予測するため、県内のスギ林で花粉を飛散させる雄花の着花量調査を実施した。
県内森林地帯を4地域に区分し、合計30カ所を調査。期間は11月5日から28日まで行った。その結果、飛散量の多かった昨春と比べると着花量は減少傾向にあり、同センターでは例年よりも少なくなると予想している。
一般にスギ雄花の着花形成は、花粉が飛散する前年の夏の気象条件との相関が高い。高温少雨で日照時間が多い気象条件は着花形成が促進され雄花が多く着く傾向。昨夏の気象条件の場合、雄花が多くなると予想されたが、前年の着花量が多かったことが影響し、着花量が減少したと考えられている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>