神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2014年1月23日 エリアトップへ

平塚育ち、10区で区間3位の力走 箱根駅伝 砂浜が鍛えた帝京アンカー

公開:2014年1月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
一歩一歩を跳ぶように走る杉山さん17日・帝京大八王子キャンパス
一歩一歩を跳ぶように走る杉山さん17日・帝京大八王子キャンパス

 1月3日の箱根駅伝10区(23・1Km)で平塚市出身の杉山連哉選手(帝京大・医療技術学部3年)が区間3位の力走を見せた。

 杉山選手は中原中学校時代に友人に誘われ陸上部に入部、ここで長距離に目覚めた。市内外の大会で上位にランクインし始め、3000m男子の全国大会に出場を果たした。粘り強い走りは当時から鍛えられていたらしく「中学時代のビーチパークでの特訓が忘れられません。今も砂浜にはあまり行きたくない」と苦笑する。小田原の西湘高校を経て帝京大に進み、憧れの駅伝競走部に加わった。今回の箱根駅伝は補欠で名前を連ねていたが、10区走者の先輩(4年)が脚を痛め大会2日前にアンカーを任されることに。「先輩にとっては最後の箱根。悔しかったはずなのに笑顔で『頼んだぞ』と。この人のために走らねばと思った」。重責を察したかのように、中原中の恩師・小原大祐さんから携帯に「楽しめ」と激励メールが届いていた。鶴見で総合10位のタスキを受け取った後、序盤は余裕をもった走りをキープし、10Km地点からペースアップ。この作戦が功を奏した。「しっかり走れ!みんながつないでくれたんだぞ」。背中に響く監督の声に右手を突き上げて応え、後続を離しながら大手町に到着。仲間が広げるタオルに包まれた。結果は総合8位、帝京大は昨年に引き続きシード権を獲得した。

 将来は公務員志望で、いよいよ学業と選手生活のラストスパートに入る。「やっぱり箱根は往路を走りたい。目標は寄木細工のメダルです」と笑顔を見せた。

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

平塚版のローカルニュース最新6

高校生議員集まれ

青年会議所

高校生議員集まれ

県知事に政策提言

4月29日

連休に「逸品」巡りいかが?

連休に「逸品」巡りいかが?

商店主ら、冊子で自店PR

4月27日

11日ゼルビア戦で献血

ベルマーレ

11日ゼルビア戦で献血

Jリーグ社会貢献活動で

4月26日

地域と目線を合わせて

地域と目線を合わせて

新GM・淺原さんに聞く

4月25日

記念タオルをプレゼント

記念タオルをプレゼント

ベルマーレとコラボ

4月25日

春の花「ペチュニア」最盛

吉川農園

春の花「ペチュニア」最盛

例年通りの出来栄え

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook