平塚市は18日、防災とボランティア週間(1月15日〜21日)にあわせ、防災科学技術研究所の中根和郎研究参事を招いた防災講演会、「風水害の対策と備え」を中央公民館で開いた。
中根氏は想定を超える雨量によって、治水工事をしていたとしても大きな洪水や内水の被害につながる可能性は否めないと指摘。「身の回りでどこが危険なのかということを常日頃から理解しておくことで、有事の際の行動をより具体的に判断できるようになる」と語り、防災意識の向上を呼びかけた。
大雨災害について周囲の危険を知る手段として、中根氏は「どこが深く浸水するのかを示す非常に良い資料」として平塚市が2009年に発行した洪水ハザードマップを挙げたほか、「国土地理院の土地条件図やインターネットの情報もある。近所の物知りな方に聞いてもいい」などと話した。
また「避難路や避難場所は状況によって変わる。危険をいち早く遠ざけ、やりすごし、指定された場所に避難すべき。自分の命は自分で守る。その最善を尽くして」と話していた。
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