救急搬送10件 平塚でも大雪の影響
首都圏に記録的な大雪が降った2月8日、横浜地方気象台は平塚市など沿岸の8市5町と横浜市、川崎市に大雪・暴風雪警報を出した。平塚駅北口では台風並みの強風と横なぐりの吹きつける雪に傘を閉じて歩く人の姿があった。八幡山公園前の歩道で自動二輪車を押していた男性は「朝は運転して出勤できた。乗って帰ろうとしたが、この雪では無理だった。職場に置いて帰る」とあきらめ顔。
雪の影響は市内でも発生し、東京電力の発表では、設備トラブルによって大島地区や小鍋島、横内などで約3600軒が午後3時40分頃から同8時20分頃まで停電した。
市防災危機管理部のまとめによると、積雪や凍結した路面での転倒などが原因の救急搬送は8日と9日の2日間で10件。70代女性が左肘脱臼、64歳男性が頭部挫傷を負った。
8日の降り始めから9日午前6時半までに発生した交通事故は29件。うち1件が人身事故で、負傷者は軽傷で済んだという。
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