新消防団長に就任した 寺田縄在住二宮敏郎さん
「地域住民の安全を守りたい」
寺田縄在住の二宮(にみや)敏郎さん(59)が、平塚市消防団の12代目消防団長に4月1日付で就任した。二宮さんは、「団員同士協力し合いながら、地域住民の安全のために尽力していきたい」と意気込みを語っている。
二宮さんは、1982年に消防団に入団。稼業のいちご農園を経営しながら、30年以上にわたって金田地区を中心とした地域の消防活動に尽力してきた。
消防団は火災発生時に消防署をサポートして消火や救助活動に当たる。出初式での迫力ある放水演技も新春の風物詩としてお馴染みだ。
現在は市内に19分団が配備され、大学生から80代まで385人の団員が活躍している。月に1回は分団ごとに集まり、消火訓練を行う。二宮さんは、「市民の安全を守るためにも、団員が怪我なく消火活動に当たることが重要。へルメットの被り方一つで命取りになることもある」と団員に言い聞かせる。
市内の火災発生件数は年間およそ100件前後という。「コンロの火をしっかり消したか確認するなど各家庭が意識的に防災に努めてほしい」と、消防団のトップとして市民に安全を呼びかけていた。
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