ラスカ平塚 学生と連携 壁画とギャラリーが完成
東海大生がラスカ平塚の依頼で、1・5階トイレ内ギャラリーと、4・5階の壁画を制作。4月12日に公開され、来店者の目を楽しませている。制作したのは池村明生教授のゼミで学ぶ学生11人。池村教授は「湘南ブランド創造プロジェクト」の指導に取り組んでおり、地元大学と連携したいラスカから依頼された。
1・5階トイレ内ギャラリーの作品は半年ごとに入れ替わる。第1回目のテーマは「ひらつかの海と光景」。貝殻や砂などのコラージュが施されたモノクロ写真の作品が並び、トイレ内はスタイリッシュでモダンな雰囲気に生まれ変わった。指揮をとった東海大生の金田彩帆里(さほり)さんは「個人作品を集めて飾るため、統一感を出すのに苦労した。最終的に写真はモノクロで揃えた」と振り返る。
4・5階の壁画は「木漏れ日の小路」をテーマに加藤美彩季(みさき)さんがデザイン。「ラスカと共通のイメージを持つのが大変だった」と10回以上の校正を繰り返した。ライトグリーンが優しく爽やかな印象の壁画には湘南で生活する人々の日常を切り取ったシルエットと教授自らが作成した「水玉定規」で表現した白い水玉の木漏れ日が描かれている。
携わった学生は「個人作業をすることが多い学科。ゼミに入ってなかったら皆で作業することもなかった。楽しかった」と笑顔。池村教授も「改装工事中で粉塵が舞う中、抜群のチームワークのおかげで2週間を予定していた作業も1週間で終わった」と満足の表情を浮かべた。
1・5階トイレは1階「REGAL SHOES」横の階段を上がってすぐ。4・5階の壁画は5階「穂の香」近くの階段を降りたところにある。
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