熱中症 すでに5人 昨年上回るペース
5月下旬から6月上旬までの1週間で熱中症により救急搬送された人数は全国で昨年同時期の7倍(消防庁発表)と、今年は早いペースで熱中症の搬送数が増えている。平塚市でも5月19日から6月13日までに5人が搬送された。昨年同時期は1人。
市消防本部消防救急課によると、搬送者の年齢層はさまざまで、農作業中や体育館で運動中などに発症したケースがあったという。重症者はいなかった。昨年より増えていることについて、「今年は早くから暑くなったからでは。また急に気温が高くなると、体が慣れていないので体温調節機能がうまく働かない場合がある。今の時季から警戒して」と話す。
昨年、熱中症により救急搬送されたのは市内で73人。7月が最も多かった。同課では予防法として▽暑さを避ける▽服装に注意▽こまめな水分補給▽体調を整えるなどを挙げる。高齢者や乳幼児、肥満の人、寝不足や体調の悪い人などは注意が必要。熱中症に関する情報は、市のホームページに掲載されている。
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