定時制サッカーの頂点へ 平塚商業高校が全国出場
平塚商業高校定時制のサッカー部が、全国高等学校定時制通信制サッカー大会(静岡県清水市)に出場する。2012年の同大会では準優勝を果たすなど県内でも指折りの強豪として知られ、部員は初の全国制覇を目標に夜のグラウンドで汗を流している。
同校サッカー部は5月から6月に行われた県予選で優勝し、準優勝の戸塚高校と共に全国出場を決めた。昨年は県予選初戦で敗退を喫したものの、以降は秋の関東大会で優勝を飾るなど、ここまで負け試合なしと波に乗っている。
練習は、授業が終わる午後9時から1時間と短いが、日中はとび職や塗装業、解体作業などのアルバイトを行う部員が大半を占める。副キャプテンの明石祐多さん(4年・18歳)も、市内の老人ホームで介護関係のアルバイトに携わる。体力面でハンディキャップを抱えながらも「若い部員が多いから大丈夫。2年前の準優勝は本当に悔しかったので、今回こそ優勝したい」と獅子奮迅の活躍を誓う。
同校は9日の1回戦で、クラーク記念国際浜松キャンパスと対戦する。
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