平塚市議会は現在会期中の9月定例会から、本会議のインターネット中継を開始した。
ネット中継は、開かれた議会運営を図るための取り組みで、県内の多くの自治体で実施、同市議会も新庁舎建設を機に導入を進めていた。新議場にはカメラ4台やカメラのコントロールパネルなどを設置。議場のオープンとなった同定例会初日から中継している。
生中継される本会議は、定例会初日の市長議案説明と、4日間の議員総括質問、採決などを行う最終日の6日間が基本。放映された録画映像は、中継日の5日後から次回定例会の開会日までの期間を目途にウェブ上にアップ、市民に視聴してもらう。
アクセス数は市政への関心度を計る一つの指標にもなりえるが、議会事務局は「公開、非公開は検討中」としている。
ネット中継ページは平塚市議会のホームページ(www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/gikai/)からアクセスできる。スマートフォンには非対応。これまでのケーブルテレビの本会議中継(生中継と当日夜の再放送)も継続されるという。
また、同市議会は新議場の整備にあわせ、市長らと議員席を向い合せにした全国的にも珍しい「英国式」のレイアウトを導入、旧議場では議員が背を向けていた傍聴席から、両者の横顔が見える作りとした。傍聴席は76席から27席増やし、親子用6席や車椅子用5席も用意するなど、ネット中継の設備とあわせ傍聴しやすい環境も整備した。
黒部栄三議長は「若い世代を含め広く議会に関心をもっていただければ」と話している。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>