市内公所の松木京治さんが栽培する菊のなかの1輪が、黄色と白との2色に分かれて咲いた。「珍しい菊」と近所で話題になっている。
松木さんは昨年、県立フラワーセンター大船植物園で「富士の新雪」という品種の菊苗を購入。今年4月に挿し芽を行い、3本仕立ての菊を育ててきた。白い花が咲くものと思っていたところ、10月下旬に開花したのは3輪のうち2輪が黄色。もう1輪は黄色と白が半分ずつ分かれており、開花後は徐々に黄色い部分が白く変化していったという。花の直径は約22cm。
7、8年前に菊づくりを始めた松木さんは庭で約40鉢の菊花や多肉植物などを栽培。「こんな咲き方をする菊は聞いたことがないし、見るのも初めて」と驚く。
同植物園によると「一本の枝から異なる色の花が咲く枝変わりという現象で、菊以外の花でもたまに見られることがある。突然変異の一つでしょう」という。
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