圧倒的な強さでシーズンを駆け抜けた湘南も、昇格と優勝を決めた試合はともに引き分け、優勝セレモニーが行われた試合は敗戦と、肝心なところで失速してしまった。試合終了後には選手やサポーターとのセレモニーが企画されていたこともあり、ザスパクサツ群馬を迎えた第39節は、是が非でも勝利が欲しいところ。
しかし、試合は序盤から停滞ムード。「湘南スタイル」として定着したスピード感あふれる攻撃的なサッカーを展開してきただけに、昇格決定後から若干勢いが衰えたように映るイレブンの姿を見ると、モチベーションを保つ難しさをあらためて教えられるようでもあった。
前半終盤頃からようやくエンジンがかかり始めた湘南は64分、相手陣内で武富が倒されて得たPKのチャンスをウェリントンがしっかりと決めて先制。群馬も連敗中とあって攻勢を強め、終盤には押し込まれるシーンもあったが虎の子の1点を全員で守りきり、4試合ぶりに勝ち点3を獲得した。
今季も残り3試合。躍動感あふれる湘南スタイルで有終の美を飾り、来季につなげてもらいたい。
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