県教育委員会が県内の中学生を対象に行った第43回文化財保護ポスター事業の「世界遺産登録をめざす鎌倉」部門で、大野中学校3年の中山史華さんの作品が最優秀賞を受賞した。
中山さんにとって鎌倉は、幼い頃から家族と訪れた思い入れのある地。中学1年生の時から同じコンクールに出品を続け、今回、国の重要文化財である円応寺の木造初江王坐像を力強く描写した作品で念願の入賞を果たした。
同校美術部に所属する中山さんは「ポスターとしてのインパクトも意識した」と振り返る。特に力を入れたのは「目」の部分で、「白黒で光の明暗を描き分けるのに苦労した」と話す。
中山さんの作品はポスター化され、県内中学校や社寺などに展示される予定。
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