「鉢花の女王」とも呼ばれ、クリスマスや新年の室内を飾るシクラメンの出荷がピークを迎えている。
鉢物の生産販売を行う花芳園(岡崎5306)のビニールハウスには、赤や白、ピンクなどの花をつけたシクラメンの鉢が所狭しと並ぶ。「今年は夏から秋にかけて急に涼しくなったおかげで、花の生育が良い」と園主の田代芳光さん。贈答用に適した5〜7号サイズを中心に扱い、羽子板の羽のような花弁を付ける「プルマージュ」という品種が人気商品だ。
同園では、届け先で長く観賞を楽しんでもらおうと用土にこだわって栽培を続けているという。「水は3日に1度で十分。受け皿に水がたまると根腐れを起こしてしまうので注意して」と田代さんは話している。
シクラメンは平塚の特産物でもあり、県内有数の出荷量を誇る。JA湘南管内では、鉢物部会に所属する8軒ほどの農家が生産し、市場や直売所などで販売されている。12月まで購入が可能という。問い合わせは田代さん【電話】0463・58・1169。
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