2シーズンぶりにJ1の舞台に立つ湘南ベルマーレ。新春を飾る企画として攻守にわたり活躍する背番号「10」、菊池大介選手(23)に今シーズンの意気込みを聞いた。ベルマーレ在籍7シーズン目を迎え、チームの「顔」に定着したエースの人柄を感じてもらいたい。
―J1に挑む意気込みを聞かせてください。
「チームは昨年、J2で優勝しましたがJ1ではまだ何も残せていません。まずは一昨年の降格という悔しい結果を晴らすチャンスがきたなと思っています。1シーズンで昇格と降格を繰り返す中で、ぶれることなく自分たちのサッカーを貫いたことでチームの成長や手応えを感じています。自信を持ってチャレンジする精神でJ1に挑みたいと思います」
―個人的な目標はありますか。
「攻撃を担う1人の選手として数字にはこだわりたい。得点はもちろんですが、アシストやゴール前でのチャンスに絡むシーンを増やしたいと考えています。具体的な数字をあげると10ゴール。昨シーズンは8ゴールを記録しましたが、数多くあったチャンスの中で反省点や課題も見えました。自分の持ち味は前に向かっていく推進力やサイドでのアイデアだと思っているので、キャンプからしっかり準備して結果につながるプレーを厳しく求めていきたいと思います。また、これまでベテラン選手からのアドバイスもあってメンタル面でも大きな成長を感じています。在籍7年目を迎える今シーズンはチームを引っ張っていくような立場でありたいとも思っています」
「3度目の降格はありえない」
―菊池選手が考えるチーム目標を聞かせてください。
「自分の中で3度目の降格は絶対にあってはならないこと。昨年はガンバ大阪が昇格1年目でリーグ戦とナビスコ杯、天皇杯のタイトルを獲得し3冠を達成しました。さらに過去には柏レイソルも昇格1年目でJ1を優勝しています。言葉で言うのは簡単ですが、今年はベルマーレにもチャンスがあるのかなと感じています。相手はこれまで以上に強くなりますが、そういう環境の中でプレーできることは選手として幸せなことですし、臆することなくアグレッシブなサッカーをしたいと思います。また曺監督は常に『日本のサッカーを変えよう』という話をよくしてくれます。ベルマーレのサッカーはやっている選手も楽しいですし、観客の皆さんにも驚きや面白さといったサッカーの醍醐味が伝われば良いなと思っています」
―最後にサポーターへメッセージを。
「挑戦のシーズンになりますが、チームが今まで以上に強くなるには選手やスタッフの頑張りはもちろん、ファンの皆さんの声援や平塚をはじめとしたホームタウン全体で盛り上がる雰囲気が必要だと感じています。自分たちは手を抜かず高い目標に向かって頑張っていくので、ベルマーレを盛り上げてください。一緒に頑張りましょう」
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