国際協力機構(JICA)の海外ボランティアとして市内から小川龍馬さん(23)と柏木巳喜子さん(56)が新年早々、派遣国へ発つ。
青年海外協力隊員の小川さんはアフリカ西端のセネガル共和国で野球とソフトボールの普及活動に携わる。首都ダカール市内にあるチームを回り、現地の野球・ソフトボール連盟と協力して指導者や体育教師らへの研修、セネガル人リーグ戦の運営支援、チーム指導などを行う。横浜高校2年の時に甲子園へ出場した小川さん。大学時代、「好きな野球を通じて世界が良くなる方向に変えたい」と思ったことが派遣に応募したきっかけという。
シニア海外ボランティアの柏木さんはトルコ共和国へ赴く。市社会福祉協議会の元職員。防災ボランティアを10年以上続けてきた経験をもとに、トルコの防災研修センターを拠点に防災・災害対策に取り組む。新規事業として防災教育プログラムの開発と実施、同施設の広報、活動計画づくりの支援などを進めていく。「地域住民のニーズや困りごとを把握し、主婦の立場で学んだ家族を守るための防災知識などを伝えたい」と語る。
出発前の12月22日、二人は落合克宏市長を表敬訪問した。「平塚から海外支援に行ってもらうことは有り難いこと。くれぐれも体調に気をつけて活動してください」と激励を受けた。赴任期間は今年1月から2017年1月までの2年間。
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