新年の無病息災や五穀豊穣を願って門松やしめ縄、だるまなどでやぐらを組んで燃やすどんど焼きが10日〜12日、市内各所で行われた。10日に金目川の河原で実施された堀之内地区のどんど焼きでは、かまどで作った甘酒が振る舞われたり、子どもたちによる太鼓が披露されたりするなど地元住民でにぎわった。
どんど焼きで書初めを燃やし、煙が高く上がると習字が上達するといういわれから、家族で訪れた武田夢叶さん(10)は、書道教室で書いた書初めを火にくべて、「もっと上手くなりますように」と青空に上がった煙に願いを込めた。
開始時間前から「触れ太鼓」として会場近くを盛り上げていた堀之内太鼓保存会の活動は、今年で2回目。同会会長の宮川建雄さん(69)は、「子どもたちが太鼓を叩ける場を増やして、継承していきたい。練習も兼ねて、どんど焼きが良い機会になれば」と話し、子どもたちの元気な「初叩き」を耳にして笑顔を見せた。
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