湘南ベルマーレは５月２日に敵地で名古屋グランパスと第９節を行い、10日までにヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府と対戦する。先月末から続く過密スケジュールの連戦は順位浮沈を左右する序盤の山場となりそうだ。
第９節で対峙する名古屋は、一時は最下位に沈んだが堅守速攻を前面に押し出したプレースタイルで３連勝を飾り勢いに乗る。50ｍを５秒台で走る俊足の永井謙佑や長身の川又堅碁らに、湘南の守備陣を束ねる遠藤航、アンドレ・バイヤが受けて立つ。互いに縦への意識が強く、数少ないチャンスをモノにしたチームに軍配が上がる。
ホームに神戸を迎える第10節（５月６日）は、司令塔を担う２人の「亮太」に注目したい。湘南の永木亮太と神戸の森岡亮太は、広い視野と精度の高いパスでゲームを組み立て攻守のタクトを振るう。司令塔を中心に、シュートまでのアイデアを共有するチームの成熟度も問われる一戦になりそうだ。
また連休最終日のホームゲームとあって当日は、「かぞくみんなであつマ〜レ」と題し、お得なファミリーチケットの販売や、スタジアム周辺では親子で楽しめるイベントも実施される。
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