開幕から2勝8敗で最下位に沈み元気のないヴァンフォーレ甲府との第11節。これまで何度も好試合を演じてきたライバルとの一戦に、大勢の湘南サポーターが駆けつけた。
試合は序盤、甲府のペースで展開。湘南の勢いを封じようとロングボールを中心に攻める甲府が次々とゴールに襲い掛かる。守勢に回った湘南は、走力や縦へのスピードといった「らしさ」を見せることなく前半をスコアレスで折り返す。
「0対0で終われば後半にチャンスがあると思っていた」と試合後に語った曺貴裁監督の読み通り、後半50分に試合が動く。永木からの横パスを受けた三竿が縦に鋭く通すと、大槻がペナルティエリア外でワントラップから左足を一閃。ゴール左隅に突き刺し、待望の先制ゴールを決める。
連敗を避けたい甲府は獲得したばかりのブラジル人FW・バレーを投入し反撃に出るも、2度の決定機をGK・秋元が好セーブで阻みゴールを許さない。終わってみれば湘南の倍にあたる14本のシュートを浴びせられるも虎の子の1点を守り抜いた湘南が3戦ぶりに白星を飾り、勝ち点3を上積みした。
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