挨拶する常盤社長
学生服などの衣料品販売を手がける株式会社トキワヤ（常盤卓嗣社長、本店・紅谷町）が創業90周年を迎えた。10日、ホテルサンライフガーデンで記念する「感謝の会」を開いた。落合克宏市長をはじめ地元の政財界人、取引先の関係者ら約１５０人が出席した。
常盤社長は「商売は祖父母がリアカーを引いて始めた。（少子化で）業界は縮小傾向だが、地域に必要とされる商売をしているというのは、こんなに嬉しいことはありません」と挨拶した。落合市長は「90年の歴史を重ねたことは、平塚市にとっても素晴らしいことだ」と労った。
同社は洋品店として創業し、現在は学生服やビジネスユニフォームを専門に販売。三代目の現社長は２００７年から市外出店を進め、秦野や厚木、茅ヶ崎市などに現在８店舗。
地元では中心商店街の老舗として、第１回湘南ひらつか七夕まつりで特選飾りを受賞するなど、初開催の当時から七夕まつりの盛り上げに尽力している。
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