”サバニスト”60人平塚サバに舌鼓
平塚で水揚げされるサバをPRしようと平塚市漁業協同組合は、全国のサバ好きによって立ち上げられた「全日本さば連合会」と組んで、8月29日、「鯖ナイトFeat平塚」を東京都の築地で開催。同組合大使として、組合のマスコットキャラクター「ひらつかタマ三郎」が平塚サバ70kgを抱えて乗り込んだ。
当日は、会場の築地のレストランに、全国の漁業関係者から一般人まで「サバ好き=サバニスト」60人が集まった。同漁協が考案した「サバの石窯香草グリル」や「キーマカレー」などを含んだサバのフルコースが振る舞われた。なかでも、鮮度を保つ技法として須賀地区で伝わる「須賀〆とと」でしめた刺身は多くの参加者から好評を得たという。
また、タマ三郎へのサプライズとして、同会の「サバンド」が「タマ三郎の歌」をプレゼント。感極まったタマ三郎が演奏に合わせてダンスを披露する場面もあった。
同組合では平塚産のサバ「平塚サバ」の知名度を上げたいと、地域の地産地消イベントでの宣伝や、平塚地産地消食育研究会らと鯖レシピの開発などを行っている。
今年3月、取材記者として同組合を訪れた池田陽子さんが「全日本さば連合会」の外交担当をしていたことをきっかけに、「全国のサバを食べた生粋のサバ好きに味わってもらい、お墨付きをもらおう」と今回の企画が立ちあがった。
平塚港で最も多く水揚げされる「サバ」。定置網漁を中心に、年間安定した獲れ高があり、2013年度の水揚げ711tの内、374tがサバで占められている。特に1〜3月、8〜9月にかけ旬を迎える湘南のゴマサバは、「ねっとりとろける脂ノリ、豊かな味わいと爽やかな後味」が人気だという。
平塚お魚大使として参加したタマ三郎は「やっと平塚サバの美味しさに皆気付いたみたい。時代は平塚の魚だぜっていうのは言い過ぎ?新鮮な平塚さば、市内外の人に、もっと食べてもらいたい」と胸をはった。
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