平塚市みどり公園・水辺課は今年の海水浴場入場者数を集計、3万3775人と発表した。昨年度4万9972人から1万6197人減少、例年の7割ほどに留まった。
同課は、減少の原因に天候の影響を上げている。「台風や高波などでそもそもの海開き開始が遅れ、加えて期間中も遊泳禁止が多かった」と振り返る。また、「昨年初めて行い評判の良かった9月の海水浴期間は、急に涼しくなったことで伸び悩んだ」と話す。
今年度の平塚市の海水浴期間は7月22日から9月6日までの47日間。その内、遊泳禁止日は12日間と、4日に1日が泳げなかった計算となる。海開きは、当初7月18日を予定していたが、天候不順が続き、4日遅れの開始となっていた。
また、最も海水浴客が多くなるお盆の時期、8月14日には、茅ヶ崎市のえぼし岩付近で30匹以上のシュモクザメの群れが確認され、平塚市を含む周辺の海水浴場9カ所で遊泳禁止の措置が取られた。群れが移動したことから禁止措置は翌日に解除されたが、その後も客足は伸びなかった。同課によると、サメの目撃による遊泳禁止措置は平塚市では初のことだという。
同課は「天候の影響は残念だが、平塚ビーチは海水浴に限らず、マリン・ビーチスポーツのメッカとしても知られている。夏に限らず、より幅広く利用してもらえたら」と話した。
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