市消防救急課は、2015年の火災・救急・救助件数(速報)を発表した。救急件数は、過去最高を記録した前年より144件増えて1万3271人だった。
救急搬送人員は、前年比で146人増加し1万2491人に上った。心肺停止の傷病者への対応や、高層階、幹線道路での災害に消防隊と救急隊が同時に出場する救急支援件数は2116件。前年と比べ430件減少した。
昨年1年間の火災件数は2件減って63件。一方、水難救助件数は6件から11件にほぼ倍増し、全救助件数(121件)の約9%を占めた。同課では、夏場のマリンスポーツや河川周辺での行動に注意を払うよう喚起している。
市消防本部によると、救急車の出場件数は年々増加傾向にあり、救急隊の到着時間が遅れる恐れもあるという。搬送者の約半数が入院を必要としない軽傷という現状もあり、緊急を要する重篤な傷病者への迅速な救急活動に向けて、救急車の適正利用を呼び掛けている。
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