地域の課題解決や将来のまちづくりに必要な人材の育成を目指して2013年度に開講した「ひらつか地域づくり市民大学」が、今年で丸3年を迎えた。5月27日には、市と協働でこの事業の企画・運営にあたっている湘南NPOサポートセンター(坂田美保子理事長)が、落合克宏市長にこれまでの成果を報告した。
市民大学では、市民を対象に通年で講座を開いている。まちづくりの取り組みで成功事例を作っている市民団体や大学教授など多彩な顔ぶれを同センターが講師として招き、地域課題の解決法やまちづくりのうえで必要な知識、情報を座学や意見交換会などの形で紹介している。
受講生はこれまでに延べ86人。自治会役員の経験者など60代が中心だという。
坂田理事長は「学んだ知識、経験を受講生がどう地域に生かしていくかが今後のテーマ」と報告。氏家真美副理事長は「30代から50代の比較的若い受講生を増やすことも今後は重要」と先を見据えた。
これに対し、落合市長は「市民一人ひとりが『自分たちでまちづくりをする』という意識で地域に関わることが大切」と話し、7月から始まる今年度の市民講座にも期待を寄せた。
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