各チーム全力の踊りを披露
華麗な踊りと鳴子の響きで平塚に夏の訪れを告げる湘南よさこい祭りが５日、見附台広場と湘南スターモールで開催された。全46チーム、総勢１５００人を超える踊り手が参加した。
雨模様の開催となった今回の祭り。額に雨と汗を浮かべながら時に激しく時に艶やかに舞う姿は、つめかけた観客を魅了した。力いっぱいの舞を披露する踊り手と、雨雲を吹き飛ばさんとばかりに大旗を振る旗手の姿に、観客の中には沿道で一緒に踊る人もいた。
今年初めて観たという平塚市在住の高橋さん（75）は「踊る姿に元気がもらえた」と感動の声。昨年のよさこい祭りに感動し今年も見に来た金子晴香ちゃん（５）は同い年の子が踊っているのを見て「一緒に踊りたい」と目を輝かせた。「早稲田大学よさこいチーム東京花火」の成田尚未さん（20）は「来年は就職活動で参加できない。披露できてよかった」と友人に肩を抱かれ歓喜の涙を流していた。
コンテストは、ステージパフォーマンス部門、ストリートパフォーマンス部門で「疾風乱舞」が２年連続のダブル受賞を果たした。
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