全国から約500人の選手が参加した第34回全日本級別サーフィン選手権大会(5月20日〜22日・静岡県磐田市豊浜海岸、日本サーフィン連盟主催)で、小川葉良(はいら)さん(17)=高浜高3年=がメン3rdクラスに出場し、優勝した。
「昨年は3回戦で負けてしまった。今年こそ優勝したかった」と雪辱を誓って挑んだ今大会。1試合3、4人の選手が15分の間にサーフボードをターンさせるなど技の得点を競い合った。試合中「自分のライディングができなきゃ勝てない」と強気に攻めた小川さん。うまく波を捉えると、ボードを波面に擦らせ水しぶきを飛ばす得意技のスプレーなどを果敢に繰り出し、大会に参加した3級保持者84人の頂点に輝いた。
現在日本サーフィン連盟のジュニアクラスで5位。今年の目標は、年間ランキングが10位以内の選手に出場権が与えられる「ALL JAPAN SURFING GRAND CHAMPION GAMES」に出場すること。課題だという波の下部からボードを転回させるボトムターンの練習に今は励んでいる。
本格的にサーフィンを始めたのは高校入学後。連日海へ向かい、独りで波に乗り続けた。「同じ波は絶対に来ない。その波に挑戦し、乗りこなすのが楽しい」とその魅力を笑顔で語った。
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