今年3月に解散した平塚送迎ボランティアグループが3日、平塚市民病院に10万円を寄贈した。ベビーベットや小児科の玩具の購入費用に充てられる。
目録を受け取った金井歳雄病院長は「高齢化問題は地域包括ケアが必要でボランティア団体に支えてもらっているのが現状です。皆さんの行動は、後に続く者に勇気を与える行動でした。長い間ありがとうございました」と感謝の意を示した。
同グループは、1991年に設立。一人暮らしで家族のサポートを受けることが難しいうえに透析治療のような何度も通院しなければならない高齢者を対象に、会員の自家用車で送迎してきた。08年ごろは、約80人の会員で年間約1千件の依頼に応じてきた。しかし会員の高齢化と後継者不足で、50代から70代の6人にまで減少。年間300件ほど対応してきたが、今年3月に解散した。
同グループの増田敏美会長(71)は「これからは、個人で地域のために活動したい」と語っていた。
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