JA湘南管内で2013年から試験栽培している赤いジャガイモ「インカルージュ」が、出荷の時期を迎えている。市内では農家6戸が栽培し、約8tの出荷量を見込む。
同種は09年に品種登録され、(独)農研機構・北海道農業研究センターが育成した。JA湘南によると、サツマイモのような濃赤色の表皮に、濃黄色で水分の多い中身が特徴。調理後も黒変しにくく、火を通しても煮崩れしにくいという。
生産者の一人で、金目在住の荻野富武さん(71)は「どういう食べ方が適しているのか、我々も模索中。消費者の方にも様々な食べ方で試してほしい」と呼びかけている。荻野さんはインカルージュを「未知のイモ」とした上で、今後は「認知度を上げるため、販路を拡大していければ」と話した。
市内のスーパーマーケット・ロピアや小田急ストアなどで購入可(時期により販売店舗が異なる場合あり)。出荷は7月上旬まで。
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