具体的指導法も数多く掲載
平塚市出身の人材開発コンサルタント、阿部淳一郎さんがこのほど、『これからの教え方の教科書』（明日香出版社、１６２０円）を出版した。
市内南原出身の阿部さんは現在、都内でコンサルティング会社を経営。これまで上場企業を含む20社以上で、人材育成や採用に関するアドバイスを行っており、昨年は２冊の「就活本」を出版して話題を呼んだ。
今作でテーマとしたのは「若手の教え方」。少子高齢化社会で若者の採用が難しくなるなか、多くの企業が「若手社員の離職率が高い」「期待通りの成長が見られない」「パート・アルバイトが定着しない」などの課題を抱えている。
こうした課題に対し本書では、信頼関係の作り方や目標設定のやり方など、心理学などをベースに具体的なメソッドを紹介している。阿部さんは「若手をどう指導したらいいのか分からない、という管理職、経営者にぜひ読んでほしい」と話している。
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