歴史的価値の高い作品を展示する「斎藤文夫コレクション〜浮世絵・神奈川名所めぐり」が4月15日(土)〜6月11日(日)、市美術館で開かれる。午前9時30分〜午後5時(入場は4時30分まで)。同館の主催。
「郷土の魅力を再確認してもらおう」と企画された今回の展示会。川崎・砂子の里資料館(川崎市川崎区)の館長を務める斎藤文夫氏が長年にわたり収集した浮世絵の中から、県内の東海道の宿場や名所を題材にした200点を紹介する。
現在の県域には、江戸の庶民が信仰した寺社や古くからの景勝地が点在し、平塚をはじめ宿場町のにぎわいを多くの浮世絵師が描いていた。そこで企画展では溪斎英泉(けいさいえいせん)「平塚之駅〜八」、歌川国芳「相州大山道田村渡の景」など、平塚を題材にした浮世絵作品も10数点展示される予定。
企画展にあわせて期間中はさまざまな催しも予定。日程は以下の通り。
▽講演会「浮世絵あれこれ」(ミュージアムホールで4月15日(土)午前10時30分〜11時30分)/講師は斉藤文夫氏。無料。先着150人。
▽「浮世絵版画〜摺りの実演会」(ミュージアムホールで5月14日(日)午前11時〜午後0時30分、2時〜3時30分)/無料。先着50人。
▽「担当学芸員によるギャラリートーク」(展示室IIで4月22日(土)・5月20日(土)各午後2時〜2時40分)/要観覧券。
▽親子鑑賞サポートタイム(ミュージアムホールに5月17日(水)午前10時集合。1時間程度)/未就学児とその保護者が対象。保護者は要観覧券。
▽「リアル(写実)のゆくえ〜高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの」(4月15日(土)〜6月11日(日))。
企画展は4月15日〜5月14日と5月16日〜6月11日の二部制。前後期で作品も入れ替わる。
企画展の観覧料金は一般400円、高校生・大学生200円。中学生以下・毎週土曜日の高校生・65歳以上の市民は無料。
問い合わせは同館【電話】0463・35・2111。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>